ローヤルゼリーが注目される理由は?
○注目されるローヤルゼリー
「ローヤルゼリー」という言葉は、
誰でも一度は耳にしたことがあると思います。
しかしながら、
「どんなものなのか」「何に効果があるのか」等について、
きちんと理解している人は少ないのではないでしょうか。
最近では、健康効果が広まるとともに注目度も高まり、
サプリメントや化粧品など、関連製品が数多く販売されているため、
なんとなく「体にいい成分」なのだという認識を持っている方も多いと思います。
当たり前ですが、ローヤルゼリーがここまで注目を集めるのは、
「なんとなく体に良さそうだから」ではありません。
注目されるのには、れっきとした理由があるのです。
では、なぜローヤルゼリーはこれほどまでに注目を集めているのでしょうか。
ローヤルゼリーが注目される理由についていっしょに見ていきましょう。
○注目ポイントその1.健康効果
ローヤルゼリーには、タンパク質、ビタミン、ミネラル、アミノ酸など、
健康に良いとされる多くの栄養素が満遍なく含まれています。
ミツバチの世界では、
ローヤルゼリーは女王蜂のみが食べる特別食です。
女王蜂は、通常の働き蜂の2倍の体長にまで成長し、
3~4年もの間生き続けます。
働き蜂の寿命は約1ヶ月程度ですから、
女王蜂は驚異的な生命力を持っていると言えるでしょう。
さらに、一日2000~3000個にも及ぶ卵を、
毎日せっせと産み続けるというのですからなおさらです。
ローヤルゼリーは女王蜂の持つ脅威的なパワーを引き出すために
必要不可欠な食材なのです。
女王蜂の生命の源となるローヤルゼリー、
そのローヤルゼリーが持つ豊富な栄養成分は
人体にも良い影響を与えてくれます。
たとえば、
含有成分のひとつである「アセチルコリン」には、
間脳にある視床下部に直接働きかけ、
自律神経を正常に保つ作用があると言われています。
また、性ホルモンに似た働きを持つ「ホルモン様物質」は、
男性には男性らしい逞しさを、
女性には女性らしい柔らかさを与えてくれます。
さらに、特有成分である「デセン酸」には、
日本人の国民病とも言われるガンの発生を抑制したり、
インスリンのような働きで糖尿病の辛さを和らげたり、
皮脂の分泌を抑制し肌の健康をサポートしたりという
さまざまな作用があることが認められています。
このような健康効果の多さが、
ローヤルゼリーが注目される理由の一つになっているのです。
ローヤルゼリーの持つ効果を実感するためには、
毎日続けて摂取することが推奨されています。
ローヤルゼリーの効能は飲んですぐに得られるものではありません。
じわりじわりと体の内側から働きかけ、
体が本来持っている自然治癒力が高めていくことで、
不調を改善へと導きます。
ローヤルゼリーを一時でも摂取すれば、
不足しがちな栄養素を多少なりとも補うことができますが、
すぐに症状がよくなるということはありません。
少なくとも1ヶ月ほど摂取し続けることによって、
体質を根本から改善する効果が期待できるのです。
ローヤルゼリーを摂取したことによって、
原因不明の肩こりや、頭痛等の不定愁訴にも改善が見られたというのはそのためです。
その他、健康面への効能については下記の通りです。
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・免疫力の向上
・高血圧や低血圧の正常化
・肝機能の改善
・過剰な免疫反応の抑制
・便秘の改善
・新陳代謝を正常化
・性機能の向上
・動脈硬化の原因改善
・生活習慣病予防
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○注目ポイントその2.美容効果
ローヤルゼリーが注目される二つ目の理由は美容効果の高さです。
ローヤルゼリーには、
美容に良いとされる多くのビタミンやミネラル、アミノ酸が含まれています。
その多種多様な成分は総合ビタミン剤も顔負けです。
成分の一つである「アピシン」には、
肌のターンオーバーを活性化させ、
常に若々しい肌を保つ効果が期待でき、
「B1」や「B2」、「パントテン酸」などのビタミンB群にはアミノ酸の働きを助け、
髪や肌にしっとりとした潤いを与える効果が期待できます。
また、自律神経を調整する働きを持つ「アセチルコリン」は、
健康面だけではなく、美容の面にも良い影響をもたらすと考えられています。
体の活動の90%以上は自分の意志とは無関係に作用しています。
心臓を動かしたり、呼吸をしたり、汗を出したり、
体温を調節したり、胃や腸を動かしたり・・・。
このような働きの中心となっているのが自律神経で、
自律神経が正常に働かなくなると、さまざまな不調を及ぼします。
自律神経が乱れる最大の原因は「ストレス」です。
ストレスにより、全身の緊張状態が続くと、
頑固な肩こりや、頭痛、過呼吸、冷え症、イライラなど、
いわゆる「自律神経失調症」の症状を引き起こします。
その影響は美容面についても例外ではなく、
肌荒れや吹き出物、シミ、シワ、乾燥肌、血色不良などを引き起こし、
肌の老化を進めてしまいます。
自律神経の働きを整え
体の機能を正常な状態に戻すことは、
健康で美しい体を作ることに繋がるのです。
その他、美容面への効能については下記の通りです。
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・皮脂の分泌を調整する作用
・髪にツヤを与える効果
・肌や髪に潤いを与える効果
・育毛を促す効果
・性ホルモンの分泌を促進する効果
・ストレスを軽減する効果
・活性酸素から肌を守る作用
・血色を良くする作用
・目の色を綺麗に保つ作用
・唇をつややかに保つ作用
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○注目ポイントその3.一過性ではないブーム
ローヤルゼリーの素晴らしい効能は、
数十年前には既に人々の注目を集めていました。
そのきっかけとなる出来事は1954年に起こります。
1954年、フランスでローヤルゼリーを使用した
「アピゼールム」という名前の製薬が販売され始めた頃の出来事です。
その当時、ローマ法王ピオ12世は重い病にかかり床に伏していました。
さまざまな治療を試してみても
病状は一向に回復せず、悪化の一途を辿る一方で、
担当していた医師たちもお手上げ状態でした。
ついに危篤状態にまで陥り、
もう駄目だとあきらめかけていたその時、
担当医の一人であるリシー博士が「アピゼールム」の投与を決断します。
「アピゼールム」は政府の認可を受けてはいたものの、
当時はまだまだ実績が浅く、苦渋の決断であったと考えられます。
リシー博士は藁をも掴むような思いで、
ピオ12世の回復を願い「アピゼールム」を投与しました。
すると、いくら手を施しても悪化の一途を辿っていた病状が一転し、
みるみるうちに回復していったのです。
法王の顔にも生気が戻り、
危篤状態がまるで嘘であったかのような生還劇でした。
この奇跡の出来事は瞬く間に全世界に広がり、
ローヤルゼリーは人々の注目を一身に受けることになります。
世界で最初のローヤルゼリーブームの到来です。
紅茶キノコ、アガリクス、にがり、ドクダミ茶、水素水・・・。
健康食品のブームは時代と共に移り変わっていきます。
一時は持てはやされましたが、
ほとんどが一過性のブームになっているのが現状です。
しかし、ローヤルゼリーの人気はどうでしょう。
1954年の第一次ブームから今日まで長く愛され続け、
衰えることを知りません。
この理由は2つ考えられます。
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(1)ブームをきっかけに摂取し始めた人の中にも
効果を実感し、愛飲し続けている人が多いため
(2)ブームがきっかけで研究が熱心に行われるようになり、
医学的にも健康効果が実証されていること
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ローヤルゼリーに秘められた多数の効能は、
一過性のブームで持てはやされる健康食品に収まるような器ではないのです。
そのために、今尚ローヤルゼリーに注目が集まり続けているのでしょう。
夢のように謳われた健康効果が虚言ではなく、確かな事実だからこそ、
ローヤルゼリーは長い間注目を浴び続けているのです。