ローマ法王とローヤルゼリー
1. 古代ギリシャ時代には既に存在を確認されていた?!
豊富な栄養素を含み「不老長寿の薬」と表されるほどの健康効果を持つローヤルゼリー。
その歴史は古く、古代ギリシャ時代まで遡ります。哲学者・アリストテレスによって書かれた「動物誌」という書物の中にその記述はありました。
「濃厚な蜂蜜に似た淡黄色の柔らかいもの、その中から女王蜂の幼虫は誕生する」
この"濃厚な蜂蜜に似た淡黄色の柔らかいもの"こそローヤルゼリーであり、古代ギリシャ時代には既に存在が認められていたということがわかります。
しかしながら、ローヤルゼリーの代名詞とも言える"多岐に渡る健康効果"や"満遍なく含まれた豊富な栄養素"については長い間、世間に知られることはありませんでした。
ところが、ローヤルゼリーの存在が認められてから数え切れないほどの年月が過ぎた1954年、ある出来事をきっかけにローヤルゼリーの力は全世界に知られるようになります。
2. ローマ法王を救ったローヤルゼリー
1954年のある日、当時のローマ法王であるピオ12世は危篤状態に陥っていました。
医師団はあらゆる手を尽くしましたが、一向に改善する気配はなく、途方にくれるばかり。
そんな時、一人の医師がローヤルゼリーの処方を提案しました。
当時、ローヤルゼリーは民間薬として話題になってはいたものの、効果が実証されていたわけではありませんでした。
「そのような不確かなものをローマ法王という偉大なお方に処方してもよいものか?」医師団は考えましたが、もう既に万策尽きた状態であったため、藁をもつかむ思いでローヤルゼリーの処方を決定しました。
そのような経緯で処方されたローヤルゼリーだったので、あまり期待はされていませんでしたが、ローマ法王がローヤルゼリーの服用をはじめると、みるみるうちに症状は改善に向かっていきました。
医師達も驚きを隠せないような見事な回復効果を発揮したのです。
危篤状態が嘘のような生還劇は、後日ピオ12世自らによって発表され、瞬く間に全世界に広がることになります。
ローマ法王生還のニュースと共に、ローヤルゼリーの驚くべき効果も世界中に知れ渡っていきました。
3. 健康ブームとローヤルゼリー
ローマ法王を救った自然の妙薬・ローヤルゼリーの波は遠く離れた日本にも訪れました。
ローマ法王が奇跡的な回復を見せてから1年後の1955年、日本にもローヤルゼリーブームが到来します。
それから何十年も経った今日。ローヤルゼリー人気は未だに衰えず、愛用者も多数存在しています。
多くの健康食品が一過性のブームで終わっていく中、ローヤルゼリーがしぶとく生き残っているのは、健康効果が実証されているからという理由に他なりません。
多くの研究者が実証した確かな効果と、それを実感した多数の人々が存在し愛用し続けているからこそ、ローヤルゼリーは根強い人気を保ち続けているのです。