肩こりとローヤルゼリー
目次
「肩こり」は病気ではありませんが、頭痛や吐き気の原因にもなり得るやっかいな症状です。慢性化することで、日常生活に支障をきたす場合もあります。なかなか治らず悩んでいる人も少なくないのではないでしょうか。
さまざまな症状に効果がある健康食品・ローヤルゼリーは肩こりにも有効です。ローヤルゼリーに含まれるどんな栄養素がどのように働くことで肩こりを改善するのでしょうか。
ローヤルゼリーの肩こり改善効果について詳しくみていきましょう。
1. そもそも肩こりとは?
そもそも肩こりとはなんでしょう。
肩こりとは、肩から首にかけての筋肉が緊張し、重苦しく感じることを指します。「痛み」「重み」「ハリ」「苦しさ」「だるさ」「冷え」「違和感」など、感じ方は人によってさまざまです。
不自然な姿勢を長時間続けたり、ストレスを感じたりすることによって引き起こされる他、肥満やなで肩等の体型の問題や、不規則な生活習慣、加齢が原因になる場合もあります。
また、ヘルニアや、肩関節周囲炎、高血圧症や狭心症、貧血、うつ病等の疾患が原因となって引き起こされる場合もあります。
症状と同様に原因も人によってさまざまなのです。
2. 肩こりは何故起こるのか?
重たい頭と活動が活発な腕を支える肩は普段から負担がかかりやすい部位です。
さまざまな原因によって肩周辺の筋肉への負荷がかかり、緊張状態が続くと、血流が悪化し、栄養が十分に行き渡らなくなったり、疲労物質(乳酸)が溜まったりします。
それにより筋肉はかたく突っ張り、肩こりを発症させてしまうのです。
3. 肩こりを改善する方法
肩こりはさまざまな原因によって引き起こされるため、完全に治したいのであれば原因を特定し、それにあった対処方法を行う必要があります。
しかしながら、「2.肩こりは何故起こるのか?」で説明したように、どんな原因で引き起こされた肩こりも、引き起こされるメカニズムは共通しているため、等しく改善効果が期待できる対処方法も存在しています。
3-1. 疲労物質の蓄積を防ぐ栄養素で肩こり改善
肩こりの要因となる疲労物質の蓄積を防ぐことによって、肩こりの程度を軽減したり、予防したりすることが可能です。
以下に挙げる栄養素には乳酸の生成を抑制したり、代謝を活発化させることによって老廃物の排泄を促したりする作用があり、疲労物質の蓄積を防ぐ効果が期待できます。
- ビタミンB群
代謝を活性化させ老廃物の排泄を促す作用 - クエン酸
乳酸の生成を抑制する作用 - カリウム
末梢血管を拡張する作用 - ビタミンE
血流を改善する作用
いくら体によいと言っても過度な摂取は厳禁です。
日々の食生活にバランスよく取り込み、十分な効果を得られるようにしましょう。
3-2. 入浴で血流を活性化させて肩こり改善
シャワーだけで済ますことはせず、しっかりと入浴し体の芯まであたためることによって、血流も改善し、緊張状態だった筋肉も緩み、肩こりを和らげる効果が期待できます。
コリがひどい場合には、湯船に浸かりながら腕や肩をマッサージしたり、肩の上下運動や肩回し運動等のストレッチを行ったりすることで、さらなる効果が期待できるでしょう。
4. ローヤルゼリーで肩こり改善
さまざまな健康効果が実証されているローヤルゼリーは、肩こりの予防・改善にも効果を発揮すると言われています。
4-1. 豊富に含まれるビタミンB群で肩こり改善
豊富な栄養素を満遍なく含有している自然の恵みローヤルゼリー。
中でも肩こりにも有効なビタミンB群は豊富で、ビタミンB1、B2、B6、B12、パントテン酸、ナイアシン、ビオチン、葉酸の8種全てが含まれています。
ビタミンB群はどれか一つだけでは、十分な効果を発揮することができません。
全て揃ってはじめて一人前だと言える栄養素であり、お互いが助け合うことによってようやく十分な効果を発揮します。
また、ビタミンB群は食品に広く存在していますが、偏った食事を続けているとすぐに不足してしまいます。実際に欠乏している人も少なくないため、摂取を心がける必要がある栄養素です。
ローヤルゼリーを摂取することによって、8種類のビタミンB群全てを同時にとることができるのは、とても理想的であると同時に、嬉しいポイントだといえるでしょう。
4-2. 自律神経を整えて肩こり改善
ローヤルゼリーに含まれる豊富な栄養素の一つであるアセチルコリンには、自律神経の働きを正常に整える作用があります。
4-2-1. 自律神経とは?
自律神経とは、自分の意思とは関係なく働く体の機能をコントロールする神経のことです。
心臓や臓器を動かしたり、血液を全身に送ったり、体温を調節したりといった体の働きは自分の意思とは関係なく行われています。自律神経は24時間体制でそのような働きを支えているのです。
4-2-2. 交感神経と副交感神経
自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。
交感神経は、主に活動している時に働く神経です。その他、緊張時やストレスを感じている時にも働きます。
反対に副交感神経は、主に休んでいる時に働く神経です。その他、食事をしている時やお風呂に入っている時、リラックスしている時にも働きます。
交感神経と副交感神経は「片方が活動している時、もう一方は休む」というシーソーのような関係です。交感神経と副交感神経がバランスよく働くことによって、わたしたちの体の活動は正常に保たれているのです。
4-2-3. アセチルコリンで自律神経を整える
ストレスによって交感神経が優位に働き続けることによって体の緊張状態も続くと、知らず知らずのうちに筋肉も萎縮し続け、肩こりになってしまいます。
ローヤルゼリーに含まれるアセチルコリンには、自律神経のうち副交感神経の働きを高めることで体をリラックスした状態に導く作用があります。
体がリラックス状態になることで、自然に筋肉の緊張も解け、血流も改善し、肩こり症状も改善へと導くことができます。
また、普段休みがちな副交感神経の働きが活発になることによって、自律神経の活動バランスも釣り合わせることができるでしょう。
自律神経のバランスが整うことによって、コントロールされている体の機能を正常に整える効果も期待できます。
代謝の活動も正常に行われるようになることで、肩こりの原因である疲労物質も溜まりにくくなるでしょう
5. ローヤルゼリーは遅効性
肩こり改善効果がかなり期待できるローヤルゼリーですが、注意しなければならない点があります。それは「効果が実感できるまでに時間がかかる」という点です。
市販の風邪薬のように飲んで直ぐ効くようなことはないため、効果を得るまでに長い時間を費やす必要があります。
しかしながら、効くまでに時間がかかるということはそれだけ体に優しいということでもあります。
副作用はほとんどなく、子どもでも飲むことができるほどです。
(ただし1歳以下の場合「乳児ボツリヌス症」を引き起こすおそれがあるため服用は控える必要があります。1歳以上であれば腸内細菌の力が強まるため摂取することが可能です。その他、摂取してはいけない場合については「子どもにも嬉しいローヤルゼリー」にまとめてあります。)
ローヤルゼリーにはタンパク質、脂質、アミノ酸、糖類、ミネラル等の豊富な栄養素が含まれており、肩こり改善以外にも、ガンや脳卒中、高血圧の予防・改善、体の器官や肌の老化防止作用、糖尿病症状の軽減等、多くの健康効果があることは既に実証されています。
得るまでに時間はかかるかもしれませんが、時間をかけても得る価値があるといえるのではないでしょうか。
6. ローヤルゼリーで肩こりになりにくい体を手に入れよう!
肩こりは、「3. 肩こりを改善する方法」の冒頭でも述べたように本当に治したいのであれば、原因を特定し、それにあった改善方法を行う必要があります。
いくら「ローヤルゼリーを摂取している」「十分な栄養を摂取している」といっても、基本的な生活習慣が乱れていたり、姿勢が悪かったりしたら、せっかくの豊富な栄養素も無駄になってしまうかもしれません。
まずは原因を特定し、治すために努力をしましょう。
その上でローヤルゼリーを摂取することによって、肩こりしにくい健康な体を手に入れることができるでしょう。